2011年11月30日水曜日

鎌倉日記05 床配筋

11/24 床の配筋の様子です。構造事務所による検査が行われました。
  

電気屋さんと設備屋さん
床の配管をしてくれています。



階段のササラです。床からスチールプレートを出しておいて、工場で製作してきた階段を現場で溶接して固定します。そのための埋込。ここにコンクリートを打設して根本をガッチリ固めてしまいます。



階段室の様子。反対から見るとこんな感じです。(スチールプレートはピンクのテープでグルグル巻きにして養生しています。)


地階です。地下のスケールがだんだんと見えてきます。

  

1Fレベルから見る風景です。
この日はうっすら富士山のシルエットが見えました。

 

下部道路からの様子です。この上に更に木造2層分が建ちます。

  

この日の現場の様子です。
http://photosynth.net/view.aspx?cid=dda61f12-5ade-412d-8d24-9d64a01de974
http://photosynth.net/view.aspx?cid=c97618d3-bc53-4cb3-bdcc-37ab472e8bcd

2011年11月27日日曜日

鎌倉日記04 壁型枠

地下の壁型枠が立ち上がってきました。

  

壁が建ち現われてくる過程は嬉しくもありますが、緊張の時期でもあります。
 

まず最初に使うのは職人さんです。部屋になる前の部屋。
  

だんだんと距離が表れてきます。





こちらのサイトでこの日の現場をグルグルとパノラマでご覧頂けます。
http://photosynth.net/view.aspx?cid=68d3825f-a0f4-43cb-970a-06e1a5f48999

2011年11月13日日曜日

鎌倉日記03 擁壁打設・壁試し打ち

敷地境界には、コンクリート擁壁を設けます。
隣地からの土圧を抑えるものですが、打設前はこのような感じ。
念には念を。サポートをしっかりと。
  

隣地への影響があるので、慎重に打設。今回、既存のブロックがあるため、敷地境界にはかなり神経をつかってもらっています。
 

地階の外壁仕上は打ち放しなので、簡易の壁で試し打ちさせてもらいました。
パネコートではなく、普通ベニヤで打ち放し。均質な表情のコンクリートではなく、パネル毎の表情が出るように。



ベニヤに剥離剤を塗るか塗らないかで仕上にどう違いが出るかの実験。
・・・違いはほとんどありません。

鎌倉日記02 床配筋、耐圧盤打設

更新をかなり怠ってしまいました。。
鎌倉材木座Y邸です。

   

床配筋検査を無事終え、耐圧盤(地下の床)の打設を終えました。
これでやっと現場が平坦になりました。

2011年11月12日土曜日

関内外オープン

11/3~11/5の3日間、横浜の関内・関外エリアにて関内外オープンというイベントが開催されました。
これは、横浜のクリエイター達が普段働いているオフィスを一般に開放し、自分たちの作品等を通じて、交流をするイベントです。
私たちも、馬車道エリア・松島ビル4F シェアオフィスとして参加させて頂きました。

 
上:天野和俊デザイン事務所 作品展示  
下:コンテンポラリーズ 作品展示



我々は作品展示の他に、街づくりコーナーをつくりました。


      
子供たちは手がスラスラ動きます。迷いがありません。あっという間にランドマークを造ってしまいました。
しかも自分の名前入り。写真はどれぐらいの風に耐えうるかの実験中。

 街全景



左:街俯瞰  中:絵描きの幸田千依さんの作品「ドヤ街」  右:キノコハウス

みなさん思い思いの作品をつくってくれました。

お越しいただいた方々、どうもありがとうございました。
また来年、お待ちしております!



2011年11月9日水曜日


2011年11月8日の住宅新報という新聞に、先月竣工した「凸ハウス」が掲載されました。
まだまだコーポラティブハウスってよく分からないと言われますが、コーポラティブハウスを知るまたは考えるきっかけになるのではと期待しております。

2011年9月25日日曜日

鎌倉日記01 掘削・杭・捨てコン

現在、鎌倉市材木座にて住宅の現場が進行しています。
御施主様の了承を得、記録としてブログにアップさせていただきます。

敷地周辺は、
北側には海が見え、南側に山を背負っています。
山によって日が当たりづらいため、航空写真で見るとほぼ影になっていますが、
実際は、風が通り、気持ちの良い場所です。
 



隣地からはコンクリートブロックが迫り、前後は擁壁というなかなか厳しい敷地です。

 


ここに地下1層、地上2層の住宅が建ちます。
建物が自立するように鋼管杭で地盤から支持します。
杭の数は31本!先端には羽がついています。杭と杭は約1.5m程度の距離しか離れていません。回転させながら4.5mの杭を埋め込んでいきます。通りがかる人は何事かと見ています。
隣地には鎌倉市の文化財に指定されている墓地があります。墓標に張りあうように杭を打ち込みます。
数は多いですが、作業は一日で終了。

  


断熱材→捨てコンの打設です。
左官職人さんの作業スピード、仕上がりに見とれます。
午前中は南側の山で日差しが切られますが、午後で日が上がってきたため、職人さんたちは汗だくです。

 

完成形は遺跡のようです。この上に基礎を打設します。